【商品名】
エクリプシス・メラキ
【ワイナリー】
エクリプシス
【ヴィンテージ】
2020
【生産国】
ニュージーランド
【産地】
ニュージーランド・ワイパラ
【ワインタイプ】
オレンジワイン
【ブドウ品種】
リースリング51%、ゲヴェルツトラミネール49%
【アルコール度数】
12.5%
【味わい】
辛口
【容量】
750㎖
【資料】
ワイパラに位置する有機栽培の畑2カ所のリースリング&ゲヴュルツトラミネール。
収穫されたゲヴュルツは子供たちの足で優しく潰し低温保管。
リースリングと合わせて野生酵母によって混醸。
およそ7週間のスキンコンタクトの後プレスされ、ステンレスタンクと
古樽(仏)にて熟成。酸化防止剤無添加、ノンフィルター、清澄剤不使用。
【テイスティング・ノート】
活き活きとしたエネルギーあるピーチやネクタリンといったフルーツに、
しっかりフェノールを感じるオレンジワイン。
【生産者】
ニュージーランド南島、ノース・カンタベリーのワイパラで2015年に始まった
「Ekleipsis/エクリプシス」その”蝕”を意味する名前(ギリシャ語)の通り、
2015年4月の皆既月食の日に収穫されたブドウから造られた
1樽のワインから始まったプロジェクト。
ワインメーカーは同じくワイパラのワイナリーCrater Rimで働き、
そしてDom Maxwell(2018NZのWinemaker of the Yearに輝いた醸造家)の下で
経験を積んだ女性醸造家Jessica Mavromatis/ジェシカ(ジェス)・マヴロマティス。
ビオロジック/ビオディナミ農法によって育てられた単一畑のワイパラ産ブドウ
(エクリプシスの母体であるMuddy Water/Greystoneの自社畑が主)から、
野生酵母による醗酵・極力添加物を使用しない等の
最低限の人的介入アプローチによってワインが造られます。
また、”Ekleipsis”はギリシャ語で「手放す/不在」などを意味する場合もあることから、
ジェスのワイン造りに対する姿勢の一側面を表しているとも言えます。
エクリプシスの2020VTは様々な困難に直面した年で、
まず気候面では元々雨の少ない産地であるワイパラとしても
大規模な干ばつが発生し想定していた収穫量を大幅に
下回ることになりました。更に収穫シーズン途中で始まったコロナによる
ロックダウンによって現場に立てないという異常事態も。
それでも収穫されたブドウは小粒でその風味は凝縮感に溢れた
素晴らしいものだったことがせめてもの救いだったとジェスは語ります。
そして生産されたワインは2種。共にワイパラに位置する
オーガニック栽培の畑からのリースリング・ゲヴュルツトラミネールの
混醸からのオレンジワイン「メラキ」とロゼワイン「ローザ」。
2021年はさらに霜害など厳しい天候条件のため
エクリプシスの生産自体が全くないこともあり、
今回有難いことに貴重なワインを日本へと分けてもらえることになりました。
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